WPF の日本語ドキュメントもかなり増えてきて喜ばしいのですが、
エッセンシャル的な書籍が多い印象を受けています。
例えば「10 日でできる」とか「WPFで作る○○」とかいったような、
作業しながら読み進める学習本みたいなのは少ないというか
出版されてないんじゃないかな~ということで、
ないものは作ればいいじゃないの精神で自分で作ってみました。
PDF ファイルをこちらからダウンロードできます。
完全に独学で、C# も初めて触ってから 3 年も経っていないような
私が作ったものなので足りない部分は多々あると思いますが、
これから WPF+C# でアプリケーション開発を始めようと思う人たちにとっては
足がかりの一つになるんじゃないかなと思います。
また、こちらは公開するかどうか迷いましたが、
せっかくなのでこの機会に外へ出してみたいと思います。
「WPF 入門」というタイトルで、標準コントロールの使い方を中心に書いています。
かなり有名な方が同じような PDF を公開されているので
そちらのほうが情報源としては信頼性がありますが、
もうちょっと泥くさく、初級者に読みやすくしたつもりですので、
良ければ参考にしてください。
さらに、「WPF 逆引き集」というドキュメントも公開します。
こちらは「~~したいけどどうしたらいいの」というときに
リファレンスとして使用できる形態としてまとめています。
ドキュメント内にある Tips_xxxx というのは、
こちらのソリューションに含まれているプロジェクト名です。
学習するために「WPF実践」、
基本的な使い方を確認するために「WPF 入門」、
リファレンスとして「WPF 逆引き集」、
というような使い分けで参照していただければと思います。
最新情報を追っかけていると最近は UWP とか Xamarin とかがホットな話題になっていて、
WPF なんてもうオワコンなんじゃないかと錯覚してしまいますが、
XAML ファミリのアプリケーション開発の入門としてもWPF はとっつきやすいと思うので、
勉強して損はないはずです。
それにデスクトップアプリはまだまだ必要とされていますし、
未だに Windows7 がスタンダードな業界だっていくらでもあります。
「今更 WPF?時代遅れだよね~」なんて言われないと思います。
WPF はいいぞ!
— 2016/10/25 追記 —
「WPF 逆引き集」に乱丁があったので改訂して最新版のリンクに貼り直しました。